タコの心臓は3つある?!照井浩也
どうも、照井浩也です。
今日は、
先ほどネットサーフィンをしていて一番衝撃的だったタコについてのお話を。
実は、タコは、心臓が3つあるらしいんです。
しかも、脳みそも9つ。。。
意味が分からん、嘘だろ、と思われる方が多いかと思うので、
一緒に見ていきましょう。
タコの心臓はなんと3つ!
見出しからして、もうドキドキが止まらないのではないでしょうか。そうなんです。実はタコには“心臓が3つ”あり、それぞれに重要な役割をもっています。
ひとつはメインと言える「心臓」です。人間の心臓と同じように、全身に血液や酸素を送る役割をもちます。残りのふたつは「鰓(えら)心臓」と呼ばれるもので、左右の鰓にひとつずつ配置され、鰓には血液を筋肉には酸素を送るための役割があるそうです。しかし、同じ海の生物にも鰓はついているのに、なぜタコには専属の心臓が必要なのか……。それはタコの体質に関係していました。
タコが一目散に姿を消す様子をテレビやダイビング中に見たことはありませんか?タコの体はほとんど筋肉でできており、猛スピードで泳ぐことが容易な海のアスリートです。その筋肉を機敏に動かすには大量の酸素を必要とするため、心臓が3つできたと言われています。タコが地上の生き物として生まれなくて、本当によかったですね。実は脳ミソは9つ!
心臓が3つあることに驚いたあなた。まだまだこれからですよ。今度はタコの「脳ミソ」についてのお話しですが、なんと9つもあるという衝撃的事実。すでにお腹いっぱいになりそうですが、さっそく掘り下げていきましょう。
9つあるということで、何となく想像がついている方もいるのではないでしょうか。タコの脳ミソは本来の脳ミソひとつに加えて、8本の足にもそれぞれ存在しているというのです。ここまでくるとヤマタノオロチに思えてきますね。▶しかし小さい
足の脳ミソの正体は運動中枢の集まりで各足の根元に位置しているそうですが、神経の集まりということで、とても小さいようです。それにしても、大脳があるのになぜ各足にも脳ミソが存在しているのでしょうか。
胴体に位置する大脳は各足の脳に指令を出します。すると、その後の動きや判断を各足それぞれでおこなうという見事な分担作業をしているというのです。そういえば、8本も足があってクネクネとしているのに、絡まないのが不思議だと思ったことはありませんか?とても優れた連携プレー。柔らかいのにロボットのように思えてきます。▶自分でフタをあけることができる
足の脳ミソが優秀であることを証明した映像があります。水槽の中で瓶にタコを入れてしっかりネジフタをすると……タコは即座に吸盤を使いクルクルとフタを緩めて脱出!フタの形を認識し、問題を解決することができました。
学習能力もあるということで、もしかしたら何度がトライしたことがあるのかもしれませんが、どっちにしろ高い知能を持っているということがわかりますね。しかも筋肉が9割を占める
タコの体はそのほとんどが「筋肉」でできているというお話しをしましたが、その筋肉の割合は9割と言われています。吸盤有り無しに関係なく、締め付けられたら逃げられないわけですね。
全身の筋肉を使って一目散に敵から逃げたり、瞬時に獲物を捕まえたりできるのは、この筋肉質のおかげです。それに吸盤もあるのだから、タコは怖いもの無しのように思えます。しかし、タコはそれだけでは満足していません。▶戦う時は武器を使う
タコはその優れた知性から、餌として捕獲した貝の殻などをとっておき、それを護身用として盾にしたり、時には武器として使用するというのです。
道具を使って攻撃をすることができる生き物といえば、人間のほかに類人猿のサルやゴリラくらいですよね……学習能力に優れているので、とんでもない経験値を積んでいるタコもいるかもしれません。まだまだある不思議な生態
タコに隠された驚きの真実は、まだまだこんなものではありません。お子さまや友達に教えたくなるような、タコの不思議を制覇しましょう!▶タコの足は8本じゃない?
タコの足は“8本”ということは、常識のように皆さんが把握されていることだと思います。これはこれで正解なのですが……実は8本と断言することはできない事実があるのです。
タコの足は切断されても、また生えてくるという再生能力をもっています。しかし、元通りの1本足とはいかず、複数の足が生えてくる事があるそうです。いくつかの水族館には、80本以上の足を持つタコの標本もあるといいます。
その見た目は、本当に地球外生命体にしか思えません。。。▶利き手がある?
これまで散々「タコの足」と言ってきましたが、実はタコの足の正式名称は「触手」といいます。「触手」ということで、タコには利き手があるというのです。
タコの各足にはそれぞれ脳ミソがあるというお話しをしましたが、タコ自身はその各足をランク付けするように、どの足が優秀かを理解しているそうです。適したシーンでその優秀な足をよく使用するというのですが、利き手というよりは優秀な社員で、タコという体は会社のように思えてきます。▶ガラクタコレクター?
タコにはものを集める習性があるといいます。盾として貝殻をとっておくというお話しをしたように、その収集癖は主に身を隠すための器コレクションのようです。さまざまな貝殻以外にもココナッツの殻などを自分の住処に溜め込んでいるという実例があります。
コレクションを自分好みの順番に並べ替える行動も確認されており、高い知能の発揮ぶりはすさまじいです。ちょっとタコの住処に遊びに行ってみたいですね。▶目の構造が複雑
タコの目を見たことはありますか?ヤギのように四角く水平になっている瞳孔が特徴的なのですが、神経が高度に発達しており海の生き物のなかでは、最も人間に近い目の構造をしているようです。
しかし、人間が焦点を合わせる際に水晶体の厚みを調整しているのに対し、タコは水晶体と網膜との距離をカメラのレンズを絞る時のように調整しながら見ているといいます。ほかの海の生き物と比べると、確実に獲物に焦点を合わせていそうです。海のハンターはタコと言えそうですね。タコスミがないのはなぜ?
「イカスミパスタ」を食べたことはありますか?ほんのり甘くてなんとなくカニみそのように旨みが凝縮されていて私はとても大好きです。食べたことがない人でも「イカスミパスタ」をメニューで見かけることは度々あるかと思いますが、「タコスミパスタ」は見たことはありますか?
実は「タコスミ」は料理としては向いておらず、あまり使用されていない食材です。イカスミに旨みや濃厚さがあるのに対し、タコスミは生臭さやサラサラとした質感であることから料理には不向きとされています。ほかにもイカと比べてスミを取りだすのが困難であったり、1匹からとれる量も少なかったりするなど、手間がかかることが理由のようです。
しかし、そんな手間のかかるタコスミを使用して、おいしく調理をしているお店があるといいます。ちょっと気になりますよね。イカスミ好きはぜひチャレンジを!タコにも毒がある?
私たちがよく食べているタコは「マダコ」という種類です。毒があることで知られているタコは「ヒョウモンダコ」という種類で、フグと同じ猛毒「テトロドトキシン」を持っており、見るからに不気味な模様をしています。
ヒョウモンダコは日本ではめずらしい種類なので遭遇することは稀のようですが、安心していてはいけません。実は「マダコ」にも毒があるのです。
もちろん食材としては問題ないのですが、気を付けなくてはいけないのは、生きているうちに噛まれてしまうことです。「チラミン」という毒を持っており、噛まれると猛烈な痛みを引き起こすと言われます。ヒョウモンダコは見ればわかりそうですが、マダコは一見区別がつきそうにありません。種類にかかわらず、タコに遭遇することがあれば、むやみに触らずに距離をとりましょう。
引用
タコの心臓は3つ!脳みそは9つ!ハイスペックなタコの生体に迫る - macaroni
どうでしょうか。これで信じていただけましたか?
まあ、実際に私たちと同じような心臓は1つで、
その他の心臓は血液を送るためのものだそう。
そういえば、タコの血は青色なんですよね?
よくタコは食べるけど、タコの血って見たことないなあ。
照井浩也